ウォーターケフィアグレインズの保存方法は?
ウォーターケフィアという言葉を聞いたことはあるでしょうか?多くの乳酸菌や酵母を含むことから、腸内環境の改善、免疫力アップ、美肌効果やダイエット効果などのさまざまな効能が期待される発酵飲料です。
ウォーターケフィアに興味はあるけれど、育て始めたら毎日お世話しなければいけないの?旅行などで家を空けるときには捨てるしかない?と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、ウォーターケフィアドリンクを作り出すためのもとになる細菌、ウォーターケフィアグレインズの保存方法や、保存が可能な期間などを解説します。育てているうちに、ウォーターケフィアグレインズが増えすぎてしまい、管理に困っているという方にもおすすめの記事です。初心者の方にもわかりやすく説明するので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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目次
ウォーターケフィアとは?
ウォーターケフィアとは、ウォーターケフィアグレインズという種菌を元にして作られた発酵飲料です。ウォーターケフィアグレインズが成長する過程の中で、ウォーターケフィアが生成されます。ウォーターケフィアは、乳酸菌を豊富に含むことから、継続して飲み続けることで腸内環境を整えたり、免疫力を高めたり、炎症を抑えたりしてくれるといった効能があります。
一度購入すれば、正しく管理することで永久に種菌を増殖させながらウォーターケフィアを作り続けられるので、大変お得な健康法です。これらのメリットから、健康志向が高い人を中心に注目されている発酵飲料です。
ウォーターケフィアグレインズとは?
ウォーターケフィアグレインズとは、糖分を餌にして成長する菌類の一種で、ウォーターケフィアの原料にあたるものです。数mmから数㎝の粒状で、半透明のクリスタルのような見た目です。ウォーターケフィアグレインズは、乳酸菌や酵母が共同発酵するのを促す働きをしてくれます。その結果、ウォーターケフィアの栄養価が上がり、美味しい飲み物となるのです。
ウォーターケフィアグレインズとミルクケフィアグレインの違いは、砂糖水を使って発酵させるのか、牛乳やヤギの乳で発酵させるのかという点になります。それぞれまったく違った味わいですが、どちらも飲みやすく、長年多くの人々に愛されています。
ウォーターケフィアグレインズの基本的な保存方法
ウォーターケフィアグレインズに含まれる乳酸菌、多糖類、バクテリア、酵母の微生物は生きているので、正しく保管すれば、永久に再利用できます。ウォーターケフィアグレインズは、24時間~48時間ごとに、水を入れ替えることで元気に育ちます。
しかし旅行などで自宅を長期的に開ける場合には、どうすればいいのでしょうか。ここではウォーターケフィアグレインズの正しい保存方法を大きく3つに分けてチェックしてみましょう。
砂糖水の中で冷蔵保存
冷蔵保存をする場合は、水でゆすいだウォーターケフィアグレインズを消毒した小瓶に入れて、砂糖水を足してからしっかりふたをします。ここでウォーターケフィアグレインズを一度ゆすぐのは、雑菌の繁殖を抑えて腐敗を防止する効果があるためなので、忘れないようにしましょう。
密封したウォーターケフィアグレインズは、発酵速度を緩めるために冷蔵庫で保存しましょう。発酵速度はかなり遅くなりますが、それでもじわじわと発酵は進んでいるので、一週間に一度は砂糖水を交換するのが理想的です。
冷蔵庫で保存するメリットは、ウォーターケフィアグレインズを使いたいときにすぐに使えることです。日常的にウォーターケフィアを作りたいとお考えの方には、最もおすすめの保存方法になります。
乾燥保存
乾燥保存を行う場合は、ウォーターケフィアグレインズを一度水でゆすぎ、風通しの良い場所で乾燥させましょう。清潔で通気性の良いプラスチックケースなどを使用するのがおすすめです。乾燥したウォーターケフィアグレインズは、凝縮されたような色合いに変化しとても小さく形を変えますが、砂糖水で戻すことで元気になって再利用することが可能です。
一年後でもまた使いたいタイミングで戻すことができるので、種菌がたくさん増殖して管理に困っている人にもおすすめの保存方法です。
冷凍保存
冷凍保存を行う場合は、水でゆすいで清潔な容器に入れたのち、冷凍庫で保存してください。ウォーターケフィアグレインズは、無数の種類の細菌が集まって形成されているものです。その中には当然、温度が低い環境を嫌う菌もいるので死滅してしまう可能性もあります。解凍して再度発酵させることは可能ですが、冷凍する前のケフィアとは違ったものになってしまうことを理解しておきましょう。
ウォーターケフィアグレインズはどのくらいの期間保存が可能?
ウォーターケフィアグレインズを流水で洗って、冷蔵庫に入れておく場合、1か月ぐらいの保存が可能です。ただしウォーターケフィアグレインズはあくまでも生き物ですので、どのような要因でどんな変化が起こるのか、100%は予測できません。復活させるときには、腐敗していないか、雑菌が繁殖して異臭はしていないかなどをしっかりチェックしてから飲むようにしましょう。
ウォーターケフィアグレインズがダメージを受けやすい環境
ウォーターケフィアグレインズは丈夫と言われる細菌ですが、苦手とする物質や環境がいくつかあるのでご紹介します。
他の雑菌の混入
もともとケフィアに含まれる乳酸菌や酵母菌以外の雑菌が入り込み、繁殖が起きると、ウォーターケフィア自体が腐敗したり、ウォーターケフィアグレインズが溶けてペースト状になってしまうことがあります。作る際に使用する器具や、保存に使用する容器は、しっかり消毒してから使うように心がけましょう。
メタルやステンレス製の器具
メタルやステンレス製の器具で、ウォーターケフィアグレインズに触れないことはとても大切です。これらの素材に触れると、種菌は死滅してしまいます。メタルやステンレス製の製品は避けて、木製やプラスチック、ガラス製、陶器の調理器具を使用しましょう。また、できあがったウォーターケフィアを保存するための瓶のふたにメタルが使用されていることがあるので、十分注意しましょう。
カルキ
カルキに関してはそこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、使用する水はなるべくミネラルウォーターや浄水を選びましょう。ウォーターケフィアグレインズをゆすぐ際、時々は、沸騰させてカルキ抜きした水を使うのもおすすめです。
過発酵
ウォーターケフィアグレインズを高すぎる温度で保存したり、長期間放置したりすることは、過発酵の原因となります。過発酵したウォーターケフィアは飲みにくくなるだけではなく、水分の性質が酸性に傾きます。酸性の強さに耐えられずに種菌が死んでしまうこともあるので、注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか。ウォーターケフィアグレインズの取り扱いのポイントや基本的な保管方法、ウォーターケフィアグレインズを傷ませないためのポイントについて解説しました。
ウォーターケフィアグレインズは、乳酸菌や酵母菌など、無数び種類の細菌が共存している物質です。発酵に伴いウォーターケフィアグレインズ自体もどんどん増えていきます。一度購入し、正しい保管方法に従って育てれば、好きなタイミングで永久に使用することが可能なので、とてもお得な健康方法ですよ。初心者でも簡単に作れるキットなども販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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