知って得する発酵食品のメリットとデメリット
食品が微生物によって変化することを「発酵」または「腐敗」と言います。両者の違いは、人間にとって有益であるか否か。このことからもわかるように、「発酵食品」は私たちにとって大変有益でメリットの多い食品です。しかし、デメリットがゼロというわけでもありません。発酵食品の恵みをしっかりと享受できるよう、メリット・デメリットを理解しておきましょう。
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目次
発酵食品のメリット
素材を発酵させることで得られるメリットは、味や栄養価、体内での働きなどたくさんあります。代表的なものを具体的に見ていきましょう。
うま味がアップする
うま味とは、甘味・酸味・塩味・苦味に続く、5番目の基本味。料理などのおいしさと深く関わる大切な要素です。発酵食品は、発酵する過程で微生物の中の酵素によってタンパク質が分解され、うま味成分であるアミノ酸が増加するのです。
消化・吸収が促進される
同じ食材でも、発酵しているものと、していないものとでは、消化・吸収の仕方が違います。例えば、大豆は消化するのに時間がかかるため、たくさん食べてもしっかりと栄養を吸収できないまま、排泄されることがあります。しかし、味噌や醤油などは、微生物により大変消化・吸収しやすい状態になっているのです。
腸内環境を整える
私たちの腸内には、善玉菌と悪玉菌、それらの多い方の味方をする日和見菌があります。善玉菌が多いのが理想的なのですが、肉料理などのタンパク質や脂質中心の食事が多い人は、加齢によって悪玉菌が増えてしまい、有害物質が発生してしまいます。発酵食品には、善玉菌が豊富に含まれているので、そうした腸内の環境を整え、免疫を上げる効果があるのです。
血液がサラサラになる
代表的な発酵食品である納豆には、ナットウキナーゼという、血流の滞りなどでできてしまう「血栓」の成分を分解する酵素が含まれています。食事や過労、ストレスなどによって血液がドロドロになってしまうと、生活習慣病や命に関わる病気になる可能性が。それを解消してくれるのがナットウキナーゼなのです。
発酵食品のデメリット
メリットの多い発酵食品ですが、デメリットがまったくないわけでもありません。発酵食品を上手に摂取するためにも、デメリットを知って気をつけるべきことを理解しておきましょう。
塩分が高い
味噌や醤油などをはじめとする発酵食品には、保存性を向上させるのために塩分が高いものがあります。量によっては、むくみの原因となったり、高血圧や動脈硬化など血管の病気を招いてしまう可能性が。塩分が控えめのものも市販されていますが、日ごろから濃い味付けを好む人は、気をつける必要があります。
糖質や脂質が多い
ヨーグルトや甘酒、チーズなど、おいしいのでつい食べ過ぎたり、飲みすぎたりしてしまう人も多いでしょう。しかし、糖質や脂質が比較的高めなので太ってしまう可能性があります。ダイエット中の栄養補給に取り入れている人は、特に注意が必要です。
即効性はない
発酵食品が体に良いというのは周知の事実ですが、薬ではないので即効性はありません。健康食品やサプリメントと同じように、効果がすぐに現れるものではありません。焦って結果を求めるのではなく、「継続」することが大切なのです。
まとめ
メリットの多い発酵食品には、デメリットも存在します。糖質や脂質、塩分の高い発酵食品は、過剰に食べてしまうと健康を害したり、体重が増加することがあります。また、何度か食べたから効果が出るだろうなどと、即効性を期待できるものでもありません。サプリメントや化粧品のように、継続して、効果を実感できるまでに一定の時間がかかります。大切なのは、毎日の習慣にしてコツコツと継続することなのです。
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