ケフィアの作り方と注意点について解説
腸内環境の改善やダイエット、免疫力アップなど、継続して摂取することでたくさんのうれしい効果を得られるケフィアですが、実は日本国内では完成したケフィアを購入することができません。発酵食品に関する法律の関係上、市販が難しいケフィアですが、実は一般家庭でも意外と手軽に作ることができます。今回は、ケフィアの作り方の作り方や注意したいポイント、手作りケフィアの賞味期限について解説します。
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目次
ケフィアとは?
ケフィアとは、世界の三大長寿国の一つであるロシアのコーカサス地方で、長年愛されている発酵乳です。ヨーグルトによく似た見た目の食品ですが、ヨーグルトよりも比較的緩めのサラッとした口当たりと、酵母が香るまろやかな味わいが特徴です。
特有の乳酸菌と酵母が奇跡のバランスで共生しており、継続して摂取することで健康や美容に高い効果が期待できることから、幅広い年代の人々に注目されています。
ケフィアの作り方
ここでは基本の作り方を解説します。種菌や牛乳の分量は、種菌を購入した際に付属している説明書に従ってください。
①牛乳と種菌を混ぜる
常温にした牛乳に、ケフィアの種菌を入れてよく混ぜます。牛乳パックに直接種菌を入れても作れます。その際は、牛乳パックの口を閉じて上下に振り、よく混ぜてください。
➁発酵させる
常温(25℃)で24~36時間ほど発酵させます。
③完成
ヨーグルトよりも少しゆるめの固さに仕上がったら、完成です。
④冷やして保存する
出来上がったケフィアは冷蔵庫で冷やして、そのままお召し上がりください。はちみつやジャム、黒蜜をトッピングしてもおいしく食べられます。
ケフィアを作る際に注意したいポイント
意外と簡単なケフィア作り。ここでは、初心者の方でも失敗しないためのポイントをご紹介します。
調理器具は消毒する
使用する道具は、きちんと消毒して殺菌してください。発酵に必要な種菌以外の雑菌が入り込んでしまうと、ケフィアが腐敗する原因になります。未開封の牛乳パックに直接種菌を入れて発酵する方法をおすすめしています。
発酵させる際の注意点
発酵させているときには、容器をゆすったりかき混ぜたりしないようにしましょう。ケフィアが固まるまでは、刺激を与えずに見守ってください。また直射日光の当たらない場所で発酵させてください。
温度・発酵させる時間に注意する
菌は生きているので、極端な高温や低温の環境下では、発酵しないことがあります。できるだけ25℃に近い気温で発酵させましょう。温度を一定に保つため、ヨーグルトメーカーを使用するのもおすすめです。他にも新聞紙やタオルで巻くことや、使い捨てのカイロを近くに置く方法も効果的ですよ。夏場に作る際には48時間、冬場は72時間ほど様子を見てください。
使用する牛乳の成分を確認する
成分表示に無脂肪乳・乳飲料・低温殺菌牛乳・豆乳飲料と書かれている飲料は、ケフィアが発酵しません。
・牛乳
・低脂肪乳
・豆乳(調整・無調整)
・加工乳
で作るようにしてください。それぞれ味わいが違うので、お好みのものを見つけてください。
豆乳を使用する際の注意点
豆乳を使用する場合は、発酵が進みやすいため、早く酸っぱくなりやすいです。そのため一気に作らずに少量ずつ作るようにしましょう。牛乳よりも短時間で仕上がり(12~15時間)、豆乳特有のまろやかさがあっておいしいですよ。
手作りケフィアの賞味期限は?
手作りケフィアの保存期間は、使った材料の賞味期限によって異なります。できるだけ材料の使用期限内に食べきるようにして、味やにおいに違和感を覚えたら、残念ですが食べないようにしてください。ケフィアから嫌なにおいがしたときは、発酵に必要な菌以外の雑菌が用具に付着していた可能性もあります。
まとめ
いかがでしたか。ケフィアの作り方と、注意点をお分かりいただけたでしょうか。今回ご紹介した注意点を守れば、初心者の方でも簡単にケフィア作りを楽しむことができます。自信のない方は、初心者の方向けのキットなどを用意して、挑戦してみてくださいね。
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