「なんとなく体に良さそう」「腸内環境を整えるのに役立ちそう」…ヨーグルトを摂ることが体にいいというイメージはあっても、実際の効果は良くわからないという方が多いのではないでしょうか。

 

実はヨーグルトはただ食べるだけでは、ヨーグルトが持つ効果を十分に得ることはできません。特に朝食にヨーグルトを食べる場合、朝ごはんをヨーグルトだけで済ませるのは間違い。そこで今回は、朝ごはんにヨーグルトを取り入れる時の、腸活に効果的な食べ方についてご紹介します。

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ヨーグルトはさまざまな効果が期待できる優秀な食品

ヨーグルトは、摂取することでさまざまな効果が期待できる優秀な食品です。期待できる効果は以下の4つ。

 

・腸の働きを良くしてくれる

・免疫力がUPする

・肌の調子を整えてくれる

・良質な睡眠に効果がある

腸の働きを良くしてくれる

ヨーグルトには乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌が豊富に含まれています。腸内にはたくさんの種類の細菌が存在していますが、この腸内細菌は働きによって「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類に分類されます。悪玉菌よりも善玉菌が優勢になることで腸の働きが良くなり、便秘や下痢の改善や予防に繫がります。

免疫力がUPする

体内には病原菌やウイルスを排除する免疫細胞が存在していますが、実は腸には全免疫細胞の6割以上があると言われています。よって、腸内環境を整える効果のあるヨーグルトを摂取することで、免疫力UPも期待できます。

肌の調子を整えてくれる

ヨーグルトの摂取によって腸内環境を整えることは、肌の状態をきれいに保つことに繫がります。また、ヨーグルトには良質なタンパク質が含まれているため、肌のほてりを抑えたり乾燥を防ぐ効果も期待できますよ。

良質な睡眠に効果がある

ヨーグルトに含まれる「トリプトファン」という成分は、摂取後時間が経つと「メラトニン」へと変化します。このメラトニンは睡眠ホルモンと呼ばれていることから、ヨーグルトには良質な睡眠へ導く効果が期待できます。

「ヨーグルトだけの朝ごはん」はNG

朝食にヨーグルトを食べるという人は多いと思いますが、朝ごはんをヨーグルトだけで済ますのはNGです。なぜかというと、空腹の状態でヨーグルトを食べると、食べ物を消化しようとする胃酸の影響でせっかくの善玉菌が死にやすくなってしまうからです。ヨーグルトに含まれる善玉菌の効果を発揮させるためには、何かを食べて胃酸の影響を受けにくい状態にしてからヨーグルトを摂取するようにしましょう。

自分に合うヨーグルトを見つけよう

実はヨーグルトによって含まれる菌は異なるので、自分のお腹の中で効果を発揮してくれるヨーグルトを見つけることが大切。自分に合ったヨーグルトを見つける方法は、一つのヨーグルトを2週間程度食べ続けることです。ヨーグルトを一度食べただけではすぐに腸内環境が変わるわけではないので、一定期間食べ続けて様子を見る時間が必要。2週間食べ続けて何も変化がなければ、別の種類を試してみましょう。

フルーツを足してビフィズス菌の効果を高めよう

ヨーグルトに含まれる善玉菌で知られているのは乳酸菌とビフィズス菌ですが、ビフィズス菌はすべてのヨーグルトに入っているわけではありません。ヨーグルトを選ぶ時は、大腸で良い働きをしてくれるビフィズス菌が入ったものを選ぶのがおすすめです。

 

また、ヨーグルトを食べる時にフルーツを足すことで、より腸内環境を整える効果を高めることができますよ。おすすめなのは、食物繊維が豊富に含まれているキウイや、バランス良く栄養素が含まれているバナナ、ビタミンを多く含むイチゴなど。

朝ごはんのヨーグルトは効果的に摂取しよう

ヨーグルトは腸内環境を整えてくれる効果のある優秀な食品ですが、食べ方によってはあまり効果を発揮できない場合があります。朝食にヨーグルトを取り入れる時には空腹時に食べるのではなく、必ず何かお腹に入れてから食べるようにすることが大切。あなたもさっそく自分に合ったヨーグルトを見つけ、効果的な摂取方法で体の中からキレイを目指してみてくださいね。